優しすぎて涙が出た。
山梨の田舎町を歩き廻るひいくんの話。47分間のドキュメンタリー。
商店街のシャッターが閉まる、ちょっと寂しい町。「ひいくん」こと、秀彦さんは町のいろんな所に現れて町の人と話をしたり、ちょっとした手伝いをしたり。
出てくる人たちが優しいんだよなあ。障がいを持つひいくんを特別扱いしない。そこにいて当たり前の存在になっている。何か分からないけれど涙が出て来た。
舞台挨拶で監督が「ツマラナイと思っていた故郷の町がひいくんの目で見たらおもしろい町に見えた」と言っていたけれど、そういうことなんだな。
同じものでも見方(心の置き所)によって全く違うものになる。それを体感できる映画。なかなかスゴイかも。