りょうこ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのりょうこのレビュー・感想・評価

4.0
職場の若い子に「007ってシリーズものなんですか?」って聞かれた時のショックときたら・・・(苦笑)
そして色々と復習してから行くべき映画でした(汗)

ハリポタもそうなんだけど、前作から2年経つとおばちゃんの記憶はほぼ真っ白です(笑)
え、えーと・・・って前作の記憶を手繰り寄せるのに冒頭15分位使ってしまいます。

コロナで延期延期したけど、やっぱり劇場で観るのが正解な命知らずのアクションの連続は大満足で、
カーアクション、ガンアクション、生身のアクション、全てが揃ってるのも本当に大満足。
しかし、あれだけ撃たれても当たらないって・・・相手が下手なのか、コナン並みに運が強いのかって感じ。(多分後者でしょう 笑)

MI6の面々もチャーミングだし、黒人女性の00も予想外で良かった。
でも一番印象に残ったのはパロマで、昔ならボンドとラブアフェアーだけど、今回はさすがに・・・でもそこがいい。
マニーペニーの食事の誘いにのってみたり、
能面とか日本要素がちょくちょく出てきたりと小ネタも楽しめました。

ただ、冒頭に感じた本来007って、あまり前回の伏線(特に女性)をひきずらず、順番が違っても前作抜かしても一作一作楽しめた筈なんだけど、これも時代の流れでしょうか、それともクレイグボンドならではでしょうか。
なんかもやもやするな~って思いながらのラスト、まさかのルイ・アームストロングが流れ出す。
えっ?えっ?あっ、そういうことか!!!
ひえ~帰ったら「女王陛下の007」を復習しなきゃーーー。
若いファンも、古いファンも大事にしてくれた監督に感謝です。

2021.10.7鑑賞