これだけ公開を待ち望んだ作品があっただろうか。
ダニエルクレイグ版ボンドがもうめちゃくちゃ好きで好きでたまらないファンです。
公開初日に観てきましたが、いやー、観てる時間そのものな幸せでしたね。
■よかった点
・ボンドの最後の一言で涙腺爆発。ダニエルクレイグ版でしか、いや、だからこそこのセリフ一行が有終の美を飾ってくれてます。
・アナ・デ・アルマス、最高でしたよね?!今作で一番のポイントかも。マジであの登場シーンの短さは勿体なさすぎた!彼女の存在と展開の意外さ、アクションのスピード感やユーモアなど、キューバのシーンとオープニングのシーンが本作のハイライトかも♪
・冒頭のユニバーサルロゴからのスムーズなガンバレルシークエンス。シリーズ最後だけ配給が違うのがずっと気になってましたが、そこのモヤりを払拭してくれました。
・00何番?の下りなど、ユーモアのバランスなどとても良かったですねー(^^)
・オープニングの能面サフィンの怖さが表現できててよかったですね。そもそも能面というアイテムの採用はとても劇的でよかったですねぇ。
・タイトルシークエンス前のアクションシーン良かったですねー。街の景観や形を活かした迫力ある仕上がりでした!ヴェスパーの墓爆破からのスイッチの入り方。
・Qが、演じるベン・ウィショーのセクシャリティを尊重した役柄になっていること。
■残念だった点
・最終作なのにボンドのテーマがフル尺で流れないなんて…!!少なくともエンドロールでは流してほしかった…泣
・ちょっと上映時間が長く感じてしまいました。冗長だと感じてしまった…。
・サフィンの動機が弱いなぁ…。結局何がしたかったのかボンヤリしちゃうからボンドの最期に納得感がない。あとボンドとの最後の対談もセリフが全然入ってこなかった…。ボンドの土下座はなんぼなんでも…ねぇ。演出的に日本意識しすぎでは。
・相変わらずブロフェルドの小物感…
・パンフレットでも読みましたが、撮影しながら脚本作っており、どう使うかわからないシーンやセリフをまず撮っていたらしく、嫌に編集がうまく行ってないというかシーンのつながりを感じられないぶつ切り感があったのはそういうことか…という。
・マドレーヌ…昔助けられたからといってそんな急に言いなりになる?
・ボンドの衣装はやっぱり『カジノ・ロワイヤル』が一番でしたね。今回の衣装とかスーツ、あんまり格好よくないな…。
※ここまで※
個人的にはクレイグ版ボンドの好きな順番は
1.カジノロワイヤル
2.スペクター
3.スカイフォール
4.ノー・タイム・トゥ・ダイ
5.慰めの報酬
という感じです(^^)
※2と3は時期により入れ替わります(笑)
次回ボンドのキャストはプレッシャーでしょうが、製作陣の人選に期待です!
MI6のメンバーはそのまま継続して欲しいですねー♪