オーウェン

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのオーウェンのレビュー・感想・評価

4.2
本当なら公開は1年半前なのだが、コロナでズレにズレた上でのダニエル・クレイグボンドの最終作。

MI-6を引退したボンドだが、囚われてるブロフェルドの部下が付け狙う。
そこでボンドは00に復帰するが、恋人のマドレーヌに近いサフィンという存在を知る。

冒頭から過激なアクションで始まるが、そこでボンドとマドレーヌは恋人関係になっている。
クレイグ版の5作すべてに蹴りをつけるが如く、ヴェスパーやフィリックスなどもしっかり登場する。

史上最長時間なので、所々退屈なシーンはあるし、サフィンは敵なのにほとんど目立たないという欠点はある。
逆にパロマのような魅力的なキャラを、あれだけで去らせるという勿体なさ。

ノーミは今の時代だから選ばれた配役なのは予想が付く。
とはいえあまり活躍が少ない気もする。

キャリー・ジョージ・フクナガが監督だから、サフィンの要塞は和風になっているのだろうか。
ボンドの土下座は一見の価値ありだろう。

そして最終作と言うことを印象付けるラスト。
孤高を際立たせるような最後だが、ボンドの人間味としてはこれ以上ないくらい出ただろう。

7代目のボンドはどの方向性で行くのだろうか。
いずれにせよクレイグと比較されるのは避けられないので、決まるまで見守りたい。