私がモーガンと呼んだ男/私が殺したリー・モーガン ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

私がモーガンと呼んだ男/私が殺したリー・モーガン ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実2016年製作の映画)

I Called Him Morgan

上映日:2017年12月16日

製作国:

上映時間:91分

3.6

あらすじ

ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実 1972年2月19日深夜、雪のマンハッタン。 イースト・ヴィレッジのジャズ・クラブ『スラッグス』。 33歳の天才トランぺッターの閉ざされた途。 そこに秘められた愛に迫る

「私がモーガンと呼んだ男/私が殺したリー・モーガン ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実」に投稿された感想・評価

まな

まなの感想・評価

4.1
「トランペットよりヤクをやりたい」は本末転倒すぎて笑う。なんだかんだでやっぱメッセンジャーズは好き
kaneyannnn

kaneyannnnの感想・評価

3.5
有名なジャズミュージシャンが当時のことを思い出して懐かしそうに語る様に感動する
Annie

Annieの感想・評価

2.5
音楽は全く聞かない。
ジャズも全く知らない。
そんな私だけど、予告がカッコよくて、気になって観に行った。

天才ジャズトランペッターのリー・モーガンが、大雪のライブハウスで内縁の妻・ヘレンに銃殺される。
現実の出来事を、ヘレンのインタビュー(録音)、彼らの友人達の出演、そして当時のリーの演奏で探るドキュメンタリー。

わたしには、全てはリーがヘレンから離れた(浮気した)ことが原因に思えた。

ヘレンは、殺すつもりはなかった、と言う。
友人達は、とても仲の良い2人だった、と言う。
でも現実は、ヘレンがリーを銃殺した、ということ。

リーは死んでしまったから、なぜ彼がヘレンから離れたかはわからない。
そのへんの事実が解明されないモヤモヤが残ったし、あまりジャズに興味ないこともあり、個人的には評価低め。
けれどヘレンにとっては、「私が殺したリー・モーガン」であり「私が愛したリー・モーガン」なのだ。そう断言できるほどに、彼女の口調にはリーへの愛が溢れているように感じた。

でも、リーの珍しいライブ映像とか満載らしいし、出てくる友人達も有名ミュージシャンなので、ジャズ好きな方にはきっと貴重な映画だと思う。

ヘレンの、まるで夢を見ているかのようなコロンコロンした可愛らしい口調と、仲良し夫婦だった2人を惜しむ友人達の表情が印象的。
リー・モーガンが髪を伸ばした訳は、火傷の痕を隠すためだったんだ・・・
遺された数少ない映像を、写真と関係者へのインタビューで補い
事件の実像に迫って、これは傑作だと思う。
ニューヨークの寒々しい景色が悲劇を象徴しているようだ。

この監督のアルバート・アイラーのドキュメンタリー映画もあるので、
そちらも是非、観てみたい。
ジャズトランペッター、リー・モーガンの登場からその死まで周囲の人々が彼について語る映画(ウェインショーターも語り部の一人!)

愛人が殺した、という情報しか持ってなかったけど、そこには大きな愛が存在してたという事実を知ってなんだか悲しくなった。
最後の最後に運が悪かったんだな…

時系列に沿って話が進む中、キャリアによってリーモーガンの音楽が変化していく様もしっかり分かって素晴らしかった。
あと、フランシスウルフの撮影したミュージシャンの写真の生き生きとした様に久々に見惚れた。
気難しさや人間臭さを表現したいい写真だ。
IITOMO

IITOMOの感想・評価

5.0
ある意味、マイルスより天上人のような存在だったリーモーガンの生吐息が聴こえるような映画だった。
ショーターが写真を見て、当時の感情が甦って行く様は鳥肌が立った。
ハードバップ潮流の悲劇と思っていたが、ある意味運命だったと納得出来た。
モーガン夫人は人の弱さを知る強さを持つ、一本立った女性で、この人が彼を殺そうとしたことは、納得せざるをえない事なのだと思える、そんなひととなりが見えた。
samiam

samiamの感想・評価

4.0
とても良いドキュメンタリー。
哀しいストーリーだけど、全てのインタビュイーのコメントが愛に満ちていた。
演奏シーンもとても良かった。

映画館が、また最高。
さほど大きくはない会場とスクリーンに、無造作に置かれた4本の大きなJBLのスピーカー。最前列は殆ど寝た状態で観れるデッキチェア。
リラックスしながら鑑賞。
hepcat

hepcatの感想・評価

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@リンクス渋谷
急遽休みになったのでリンクス渋谷の当日券10枚を求め朝から並んできました。
本日限定で映画の後リーモーガンの曲をライブで聴けるということで厳しい戦いでしたが、鑑賞できました。

どんな感じで映画にしてるのかなて思いながらの鑑賞でしたが、完全ドキュメンタリーで、ジャズメッセンジャーズのメンバーや他の仲間たちがエピソードと共にリーモーガンと嫁のことを紹介してた。

事実なので言ってしまうが、嫁がリーモーガンを射殺するまでの彼の人生にせまる特殊であった。

ずっと緊迫感があって、観客達もピタリとも動かなかった。
ところどころ演奏であったりファッションについてであったり、女性との交際についてまで深掘りしてたので、かなり見応えがある。

最後のライブは類家さんて有名な方の演奏だったけど、サブトーンが多くてリーモーガンてよりチェットベイカーみたいな演奏だった。
ピアノの栗林さんは凄い良かった。
静止画ばかりで、なんとも。
映画館でなくても良いかな。

動いてるモーガンが観れただけでもいいか…
ChunChun

ChunChunの感想・評価

4.5
様々な名盤でリーにお世話になりながら、ジャズロックに辟易する私は、個人的に彼のリーダーアルバムに手をつけない愚行を犯していたのだけれども笑 映画を観た誰しもが、ジャズ史における大事件の印象を大きく覆されるのではないか、と思う。才能に塗れながらドラッグに塗れたリー。ドブ川から彼を救ったヘレン。睦まじき二人に待ち受ける余りに悲惨な結末。けれども、立ち直らしてくれた最愛の人によって、渡した護身銃によって殺されるあまりにも出来すぎたドラマは、私が思うにヘレンが伴侶として、マネージャーとして、彼を本物の伝説にさせるための、最後の務めに思えてならないのだ。冒頭からながれるサーチフォーザニューランドに痺れるのは勿論、海辺の景色に流れるライクサムワンインラブはもうまともには聴けないだろう。余談だが、ショーターのブレイキーの真似が良かった。ブレイキーの映像が格好良すぎる。