えりみ

チャンプ/チャック 〜“ロッキー”になった男〜のえりみのレビュー・感想・評価

3.9
「いいか、 誰も昨日の俺など気にしない」
by ロッキーバルボア
WOWOW放送が日本初公開とか。みたのが前過ぎて残念ながら現在、放送予定無し。これ盤でリリースせえへんのかなぁ。
番組表によると~シルヴェスター・スタローンが1975年のアリ対ウェプナー戦、15ラウンド途中まで持ちこたえたウェプナーを「ロッキー」のモデルにしたのは有名~…え?初耳なんですけど⁉俺だけ??
アポロ・クリードはモハメド・アリがモデルかもと思った事はあるけど、チャック・ウェプナーなんてボクサー知らんし。
酒のセールスマンで以前は借金の取り立てもやったことある、詩を書き女好きでニュージャージー州ベイヨンのヘビー級チャンプやねんて。
勝手にドキュメンタリーやと思ってみはじめたら、主演セイバートゥース(リーヴ・シュレイバー)や!薄毛メイクでちょっとわからんかった。本人は若い時のジーンハックマンって感じやけどまあ似せようと努力のあとはうかがえる。なんやったら製作にもクレジットされてる。
そしてトレーナーにロン・パールマン。珍しく見た目普通、こちらも薄毛。
いつみても認識できへん女優、ナオミ・ワッツも。今回も赤毛のバーテンドレス、リンダを演じてるとわからんかった😓エイドリアンより可愛い♪
2016年に作られたとは思われへんほど70年代。
ほんでもって絵に描いたように持ち上げられて調子乗って嫁はんに愛想尽かされ堕ちていく転落人生。
ポーリー的な幼馴染みが出てきたり「レスラー」的な匂いも感じたりロッキー世代の中年にはそこそこ響くと思うけどなぁ、盤出えへんのかなぁ。
最後はほっこりして終わるし。
ドラッグにおっぱいも出てくるけどレイティングなし。

ここでも昔の作品をみてないことを悔やむことに。
アンソニークイン のボクシング映画、Requiem for a Heavyweight (1962)をみている人は楽しめるはず。
本作で出てくるスタローン(めっちゃ華奢)はめっちゃエエ人キャラで忖度がうかがえる。
ロッキー、ロッキー2の裏話どころか「ロックアップ」のネタもホンマなん⁉
えりみ

えりみ