エアール

スクリームのエアールのレビュー・感想・評価

スクリーム(1996年製作の映画)
3.7
一度見たらなかなか頭から離れないあのコスチューム、
仮装したイカれた殺人鬼、
ラスト20分にわかる正体と全容、そして繰り広げられる攻防戦、
ネーヴ・キャンベル、コートニー・コックス、ドリュー・バリモアら集う人気女優、
やっっぱり面白いっすね。

ウェス・クレイヴン監督 × ケヴィン・ウィリアムソン脚本になります。


ホラー映画さながらの残忍な事件に
平和な街が震えている。
舞台となるのは郊外の一軒家、
911番に助けを求める悲鳴、
いつもはサイレンとは無縁ののどかな街で
血なまぐさい連続殺人が…

さて
突然鳴り響く電話、
切っても切っても執拗に何度も同じ相手からかかってくる、
ちょっぴりセクシーなボイス、
やたらホラー映画に詳しい、
冗談はさておき始まるゲーム
ーークイズ形式、代償は己の命、
不正解、辞退、放棄、失敗、逃亡、これらの選択を取ろうもんなら
ナイフでメッタ刺しにされて
腹を裂かれ
内臓えぐり出されちゃう…
吊るせる場所があるならオマケで吊るされちゃう 笑
まあ〜だからと言って
相手の言うことに従っていたら助かるのかと言われれば
保証ないんですけどね〜おそらく殺されますよ 笑


静かで平和な街 ウッズボローにて
一晩に起きる高校生の男女惨殺事件。
容疑者は逮捕されておらず
有力な手かがりもなし、と。
いったい犯人は誰なのか…
単なる愉快犯なのか、それとも何か目的があるのか、
単独犯か、複数か…。

だれかれ怪しい登場人物たち
ーーシドニーことキャンベル、
シドニーと2年付き合う彼氏 ビリー、
ビリーの友人 スチュー、
上に同じ ランディ、
シドニーのお友達 テイタム、
テイタムの兄で保安官代理 デューイ、本名はドワイト、
ネタを追うレポーターのウェザース・ゲイルことコートニー、
出張といって出かけたきり音信不通で行方不明になるシドニーパパ ニール、…

この街では1年前にも殺人事件が
ーー被害者はシドニーの母親 モリーン
ーーレイプされ、その後殺害される
ーーシドニーの目撃証言から容疑者の男 コットンは逮捕され
その後死刑判決が下されている
ーーが実は真犯人は別にいる説もささやかれており
コットンは嵌められただけであると、
モリーンは夫以外の複数人の男性と関係をもっていたとか…

通話記録と発信源、
パパが留守の間広い家に一人きりのシドニーにも”あの電話”が、
タイミング良く現場に現れるビリー、
留置所に拘束されるビリーだがその間にもシドニーにまた”あの電話”、
続出する犠牲者、
外出禁止令、
当面休校措置をとる高校、
過激な発言が目立つ校長先生と哀れな末路、
スチュより誘われた、気の合う仲間だけを集めたパーティ、
映画オタクによる猟奇殺人の推理、
見つかるシドニーパパの車、
神出鬼没の殺人鬼、….


ホラー映画の守るべきルール
生き延びたければ
・セックスはダメ
・酒やドラッグもダメ
・「すぐ戻る」はフラグ

快楽に溺れる奴、お調子者、やたら愛想のいい奴、
こいつらみんな死にます、と 笑
ホラー映画オタクのランディ曰く、なるほどね〜。

問題なのは俺が誰かではない、どこにいるのか、だよ。
トラウマになっても全然おかしくないそんな一本ですね 笑
エアール

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