ペンソー

スクリームのペンソーのレビュー・感想・評価

スクリーム(1996年製作の映画)
3.8
"チャイルドプレイ"に続き、有名なシリーズであるこちらを鑑賞。

ホラー作品の王道に忠実な作品。
"13日の金曜日"や"エルム街の悪夢"を始めとして、様々な有名ホラー作品に影響を受けたであろうと感じさせる演出、描写が多かった。

仕込みがシンプルで、登場人物の発言の仕込みが次のシーンで回収されるので観ていて分かりやすい。
ホラー作品に対する監督の意見が随所で登場人物たちの口から語られ、「単純なものが一番観客の心を掴む」というポリシーでW・クレイヴン監督は作品を製作していたのだろうなぁと思った。
また、「ホラー映画で生き残るためのルール」を明言する展開も面白かった。
"ファイナルガールズ"は確実にこの作品に影響を受けたのだろうなぁと思った。

とにかくシンプルで展開も分かりやすいながら、犯人に関しては最後まで分からなかったところが良かった。全員に疑いがかかるような演出はシンプルながら素晴らしい。

数多のホラー作品の中でも上位に入る作品でした。
王道中の王道ながら、観ていて飽きないしハラハラする。
犯人が意外と弱かったりするところもリアルで◎。

主役のN・キャンベル、K・マーラに顔が似てて可愛かった。
そしてチョイ役のL・シュレイバー、デビューしたてだったんですね。

この作品はかなり面白かったので、俄然、続編を観る気が起きました。
ペンソー

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