昔見た映画ですが、2度目の視聴。以前見た時よりも評価が上がりました😆
<あらすじ>
アメリカの田舎町で高校生を狙った連続殺人が発生。犯人はゴーストフェイスの仮面を付け、ナイフで襲ってくる。女子高生のシドニーは唯一その犯人から生還したが、まだ悪夢は終わっていなかった…。
初回に見た時は「ホラーなのに怖くないなぁ」という印象でしたが、2度目の視聴になると「これはこれで全然アリだな」と考えを改めました。前半~中盤はホラー・ミステリー、後半は半分コメディとして楽しむのが正解でしょう。エンタメ性がかなり高いホラー映画になっています。
出だしでドリューバリモアが惨殺されるシーンは恐怖の作り方が上手くて大好きなシーンです。ただ、映画全体を通して唯一このシーンだけ妙にグロテスク…。ゴーストフェイスを”恐怖の対象”として成り立たせたい意図は分かるのですが、多少ポップな映画の作風にはアンマッチです。
また、この映画の最も特質すべき点は「ホラー映画のお決まり」を逆手に取った点でしょう。作品内ではホラーの”あるある”をたくさん紹介してくれます。「処女だけが殺人鬼に勝てる」とか「玄関ではなく2階に逃げる」とか。そのくせ、この”お決まり”にしっかり乗っけてくるのも面白い所でありコメディ要素になっています。ホラー映画が好きな人ほど、この映画を楽しめる仕掛けはかなり斬新で面白いです✨😊続編もぜひ見ていきたいなぁ