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イモータル・ライフ・オブ・ヘンリエッタ・ラックス/不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生のwandaのレビュー・感想・評価

3.5
ヒーラ細胞って初めて知った(すいません、無知で)とても興味深かったし、とても濃かった93分。

映画はヒーラ細胞そのものに焦点をあてたもの…ではなく、その細胞の原患者の娘デボラ(オプラ・ウィンフリー)と、彼女の母や家族の物語を出版したい記者レベッカ(ローズ・バーン)の交流に主軸を置いている。

何と言ってもデボラ役の方の演技が素晴らしかった。デボラは、子供の頃のトラウマ(レイプ)等が関係してるのか、どうやら躁鬱の傾向がある。感情の起伏が難しく、関わると正直言って結構面倒な人(汗)
ローズ・バーン目当てで観たけど、この映画はオプラ・ウィンフリー(すいません、この方も初めて知った)の独壇場。
二人が喧嘩する場面はみどころの一つかも。

終わりにテロップが流れ、デボラは本の出版前に亡くなってしまったそう。さぞ読みたかったでしょうね…
これは、生物学とかその辺の分野に関わる人は特に観た方がいいんじゃないかしら?
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