「5時から7時までのクレオ」「幸福」などヌーベルバーグの祖母と称される女性監督、アニエス・ヴァルダと、写真家のJRによるドキュメンタリー映画
アニエス・ヴァルダは現在90歳ながら、あんなに元気なのは驚きである。
炭鉱労働者やら牧畜を営んでいる人たち、小さな村々の家々に、ズームアップした顔写真を丹念にぺたぺた貼っては記念撮影するという、なんか訳の分からないことをする。
村の人たちは喜んでいる、それぞれのローカルな文化が根付いている人たちにとって、そこに自分たちの顔が張られることは、自分たちが生きて来た証を表すオブジェクトを作っているのだろうか。
はっきり言って、長く生きるとそうなるのか?僕にはまだこの映画の真意が分からん。だが、90歳まで生きれたからこそできることがあるのだろう。時期に朽ちるまえに、ヴァルダが何を残そうとするのか。
ただ一つ言えることがある。家の前にポートレートを飾るなんて恥ずかしくてできない。
よく分からないが、あそこに住んでいる人たちには