このレビューはネタバレを含みます
ほとんどセリフがなくて、
途中眠くなったらどうしよう
と思ったけど、好きな映画だった。
ドキュメンタリーを見ているみたい。
雪が落ちてきてハッとするシーンとか、
犬に吠えられたらワン!って吠えたり、
リンゴのパジャマとか、
車の中で二度見するシーンとか‥
くすりと笑えるところがあって
楽しかった。
スキーの練習をしていることとか、
トイレの手を乾かすところで
ずっと入れたままにしてるとか、
手袋ない手に息を吹きかけるとか、も。
家族も、感情的になることなく
おだやかに過ごしていて、
でも、
たからくんのことを大事にしていて、
そういうことが、とてもよかった。
これはどういう意味なのか、とかを考える
思考の映画というよりは、
何か、自分の感覚的なものに響くような、
そんな映画。