暖

泳ぎすぎた夜の暖のレビュー・感想・評価

泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)
3.8
魔法や夢のようなラブストーリーや凄技アクション、どれももちろん魅力的なんだけど、なんでもない人間を人生を生活を映画にしてしまう映画がわたしは好きだ。まさしくそれがこの作品で、五十嵐監督の作品をどうしても観てみたかったので本当にうれしい、息を殺して も絶対にみたいなぁ
北海道の雪景色がうつくしいのはもちろんなんだけど、男の子の鼻水がカピカピに固まった無垢な鼻はもっとうつくしい
わたしが一番印象に残っているカットは、男の子が乗り込んでしまった車のおにいさんが男の子を家まで送りに来たとき、ふと玄関の前で空を振り返った瞬間のあの幻想的な空と景色です、あのカットだけでもいいのでもう一度見たい
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