お茶

泳ぎすぎた夜のお茶のレビュー・感想・評価

泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)
4.3
抱きしめたくなるような映画だった

真っ白な雪がしんしんと降る、真っ黒な夜更け

6歳の男の子は、お父さんが仕事に出かける物音で目を覚ます

眠れなくなって、スケッチしたのは魚の絵

この絵を届けたい

学校からまっすぐ家に帰らず、お父さんが働いている魚市場を目指す

真っ白な雪の世界
一歩一歩踏み出す小さな少年の、大きな冒険

音がほとんどない
セリフもない

それなのに、表情や行動の1つ1つに心が揺さぶられた

途中眠くなって、うつらうつらして色んな所で寝ちゃう姿が可愛い

静かな、静かな、あたたかい映画だった
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