YutaIkawa

ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で/ネリー 世界と寝た女のYutaIkawaのレビュー・感想・評価

3.0
この作品は「主人公の儚く美しい生涯を描いた」と端的に説明できる作品だと思う。そしてその一言で済んでしまう所が残念だった。
主人公が何故絶望しているのか、実はあまりよくわからない。若さ故だったり、承認欲求が強過ぎたからと言えなくもないが、その説明だとむしろ主人公の実体が掴めず、そのため物語の強度が弱かったのであまり楽しめなかった。
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