パッケージとなんとなくのあらすじで気になってたんだけど、中身はそれほど簡単じゃなくとっても心動かされた。
何度も何度も同じ1時間を繰り返すうちに、主人公は結婚式の形式的な完成を目指すんだけど、それじゃ全然ダメ、そんなんで結婚できるわけないし、しちゃいけない!ってことを最後のシーンが物語る。
だって彼からしたら妻のウェディングドレスはもう飽きるほど見たし、自分に送られる素敵なスピーチもきっと覚えちゃってるんだろうけど、妻にしてみれば何度タイムリープが起ころうと全てが初めてで、人生に1回しかない出来事なんだよ。
それを主人公のリピートのうちの1回の気持ちで挑まれたら、わたしがまたエレベーターに戻したくなる!
だから最後の最後にやり通せた結婚式で語られる主人公の言葉や表情が、苦労を繰り返す内にやっと本物になって、そうして心からの幸せと真摯な想いで満たされているのを感じるの。
まあコメディなんだけどね!
話としての面白さはそこそこです。