これは加害者側の物語。
心の中に、罪がある人とない人とでは見方が全く異なると思う。
罪を犯しても、生きている。
抱えるしかないだろ。
一縷の望みのように見えただろうか。
結局一生、自分のせいだからと生きていくしかないのだ。
何も望んではいけないのか。
一生をかけて償うなんて綺麗事言うなと言われても、そうするしかないのだ。
ただ、被害者側から見たらこれは胸糞悪いクソ映画です。
この作品の最後に、少年Aの殺人シーンや子ども3人を轢き殺したシーンがあったらどうでしょう。
それでも私は、「人間」が詰まった作品で良作だと思いました。
罪にも大小大きさがあるならば、誰もが幸せになっていいのか、笑って生きていいのか、分からないんじゃないかな。