こういう重いテーマ扱うのには演者も監督もいろいろ葛藤があると思うけど、ひと作品として私は好きです。
何度も観れるわけじゃないけど。
いろんな加害者、被害者家族の話などを挟みながら元少年Aという者の残された人生への考えを強いられた。
もちろん被害者と加害者の家族についても。
生田斗真演じる増田と瑛太演じる鈴木の最後のシーンが似て非なるもので印象深かった。
鈴木は最後まで一体何を考えてるのか、観てて想像つかない。あの死んだような目を笑ってる時も崩さない芝居と、喋り方も徹底してて瑛太の撮影期間の日常を覗きたくなった…
佐藤浩市さん、あの役柄は『誰も守ってくれない』を彷彿させられた。正直被害者家族と同様になりたくない立場。
夏帆の放っておけない女感は、学ぼうと思わされた!