みい太郎

友罪のみい太郎のレビュー・感想・評価

友罪(2017年製作の映画)
3.0
実はあまり64が響かなかった(^_^*)事もあり映画館では観るつもりなかった。結構時間が経ったけど…
なんとも表現出来ず…

実際の中学生の猟奇殺人が浮かんでしまう。

少年A
考えさせられます。

かばう必要があるのは何歳なのか?
被害者は名前も含めて大々的に
世間に晒されるのに…

ただ作品は
犯罪者、加害者、被害者…
何組かのそれらの人々の群像劇。
各人の俳優さんはやはりお上手。

特に瑛太のカラオケのシーンなんか何かに遮断された青年を
薄気味悪くそして
悲しく演じてた。
多分実際瑛太みたらイケメンのはずなんだけど…
あのモテない感じ男子の佇み(苦笑)
すごいです。

当事者も含めて家族の苦しみ。

世の中には罪悪感を持たずに
生きてける人もいる。
そして持たないから持った様に
暮らす人もいる。

ここの物語は重厚感だしーの
シリアスだしーの
監督の好きな感じの演出。
悪くない感じも見え隠れ…

でもやはり引っかからない。
セリフ?演出?脚本?
風景?空気感?
64と同じ匂い。響かない。
ワサビの入ってない寿司やからしのついてないおでんみたいな(苦笑)

友達だと思ってた人物が…
此方が嫌悪する自分の欲や自衛心、癖として…喜びに近い感覚として加害者になったら…

んーっ…
想像できない(苦笑)
石橋叩いて壊して渡れないタイプの自分は多分そんな人物と友達ならないから(^_^*)
これは罪を償った人すべてでなくて理解できない癖を持ってる人に対してという意味だけれど…
シンクロ出来ない。

でも64より好きだった。
みい太郎

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