生きる価値がない、生きていてはいけない人間だとわかっているから死にたい。それなのに死ねなくて心の底では生きたいと思っている。まるで自分の気持ちを代弁してくれているかのようだった。
破壊衝動、誰にも理解できないと言っていたが、人がイライラした時や苦しい時死にたい時無性に全てを壊したくなってめちゃくちゃにしてやりたくなるアレと似ているのではないかと思う。とてつもなく虚しくなるあの感情は苦しいし余計に死にたくなる。
罪を背負う2人が亡くなった人の現場に行き、映画だからなんだろうけど、鮮明に動いている友人や被害者を思い出していて、動いている友人を鮮明に思い出す事の出来ない自分への罪悪感と虚しさと呆れでいっぱいになった。
過去を思い出させるからなのか、ただ暑いだけなのか、はたまた両方なのかはわからないが、息苦しくなった。
また、それぞれの罪を起こした内的要因も描いて欲しかった。
