2019.11.30
うーん。といったところ。
罪を犯した本人、
その加害者の家族の物語だけど
ただひとつだけじゃなく
何個かの物語が描かれてる。
それによって
各々の事件やその背景、動機
全てが薄らぼんやり描かれているだけで
彼らの本質、核心には
何も触れれない。
罪をおかしてもなお
生きるといること、
その各々の苦しみ、葛藤はわかったけど、
それだけでしかない。
そして彼らの底で起きていたものが
わからないから
そんな葛藤も苦しみにも
全然理解をしようとすら
あまりできない。
やるならひとつの事件で
ひとつの家族を描く方が
まだわかりやすい。
それじゃ友罪には繋がらないのか。
なら瑛太と生田斗真だけで
よかったんじゃない?的な。
テーマは興味深いけど、
薄められすぎたなという感じ。