kuu

ブラッド・スローンのkuuのネタバレレビュー・内容・結末

ブラッド・スローン(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

アメリカの極悪ムショを牛耳ってんのは、ポンコツ看守やなく囚人やったって、日本もあんまり変わらへんのちゃうかなぁ。
ヤクザモンの幹部と行くとこも銭も無い無銭飲食の罪でぶち込まれた収容者が同じ待遇やとは決してないやろし日本の刑務所でも。
この映画はマジって書いて本物のギャングや前科もったモンたちが多数出出てるだけあって、リアルやし、迫力あった。
本物の刑務所で撮影されてるってことやし、この映画の前に『甲州プリズン』ってVシネマみたけど雲泥の差がかるくらいマジリアルやったし、ハラハラしたかな。
映画の始まりは、主人公のジェイコブが出獄する場面シーンで、彼はすでにギャングの大物として扱われとって、舎弟(お!ジョン・バーンサルが役を演じてるやん!ウォーキングデッドのニックの親友やないかぁ)が迎えに来て放免祝いのパーティーを開いてくれたりで、なんか期待はずれかなって思いながら眺めてたらハマるハマる。
家庭的なリーマンがアホな飲酒事故を起こし、極悪ムショに収監されて人生転落ガタガタ物語ってのや、ションベン刑で刑務所話の類やろって予想してたさかい、
せや、アララのアラレちゃん。
今と前を巧いこと代わり番こ描く手で、引き込まれマクリマクリスティ。
この映画の場合は、主人公が顔だけじゃなく、筋肉すらキレッキレのダークになって行く姿が、幸せを謳歌しとるリーマン時代とコントラストにくっきりクッキー分かるし、演技も最高!
おもろいなぁプリズンモノは!今『ウェントワース女子刑務所』ってドラマにハマってるけど、おもろいなぁ。
尻を掘られないため(自分もお尻処女なんで同じ状況なら死守する)生き残るためにギャングの仲間になるしかあらへん主人公に妙に分かるわ~。
せや、悪の仲間になるちゅうことは、己も悪に染まらなあかん。
主人公と奥さん、そして息子の心を考えっと、切なすぎる。
最後に○○からの手紙をジェイコブが読んだ時にゃ、
オッチャンはいたたまれんようになって、泣いてもた。
まぁ、普通に生きてりゃ経験でけんリアルなアメリカ刑務所を感じられる一本ちゃうかなぁ。