ブラッド・スローンのレネリーのレビュー・感想・評価

Blu-rayにて鑑賞。

チープな良くあるギャングやマフィア系のプリズンアクションかと思えば、エリート証券マンが飲酒運転で投獄され生きる為にギャングの道に入り込み、血で血を洗う社会でのし上がる模様を描く。
現在と過去形を用いた構成が非常に良く、血生臭さはありながらも悲劇的な部分が主人公から読み取れる。
とにかく切なく哀しいながらもこうしなければ道はないという主人公の覚悟を最後までめげずに描いていた。
思った以上に掘り出し物を見つけた感覚だ。