軽い気持ちで観てみたが、
掘り出しものに出逢った気分です。
エリートホワイトカラーが、
まさかのギャングのトップに登りつめるお話。
刑務所内、ギャング同士で、
「俺らの勝ち負けは、腕っ節とか筋肉ムキムキの身体じゃない。頭脳なんだよ」的なことを話していたが、それがきっちりと最後に回収されてるって感じ。
実際の武器密輸と、
主人公の刑務所に入ったところからのお話が交錯しながら進みますが、
あのお髭は恐らく、観た人が区別できるようにの配慮では?
最後まで家族のことを守る父。
殺し殺されるギャングの世界なので
残虐なシーンも多々ありますが、
1本の強い愛情の線がスッと透けて見えるいい作品です。