TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」の劇場版第3作。
黒の騎士団を操り、神聖ブリタニア帝国を是としない国々を糾合し、「超合衆国」を作り上げたルルーシュ。日本解放のため、進軍を開始するも、エリア11総督である妹ナナリーが気がかりであり、ナナリーの保護を求め、スザクに会見を求めるが、、、的なところからスタート。
第2作はダイジェスト丸出しの不親切設計だった分、かなり話数を稼いでくれたので、本作は残り少ない話数を丁寧に紡いでると思います。
第2作では影の薄過ぎたロロの魅せ場も含めて、まったくストレスなく観れる造りですね。
第1作と同じような良いダイジェスト。
泣けるストーリーは原作通りで、ここも弄らずに正解。
新作カットもかなり多いですね。
第2作ほど新鮮味のある新規カットではありませんが、これはこれで良いでしょう。
シャーリーは第2作での展開通り、原作とは違う流れになっていますが、やや蛇足かな。原作だといないシーンにちょこちょこ顔出すので、なんか違和感を感じちゃいます。
それなのにラストの扇とヴィレッタの婚礼写真のカットに、生徒会メンバーの中でシャーリーだけが居なくて、なんでここだけ旧カットのままなのだろうかと。
録音も新規録り直しなのですが、これは良悪両面あるかな。プラマイゼロで。
でも、BGMは良いですね。
元はOPだったり、EDだった曲を挿入歌で使う所も良し。
全体的にかなり満足できました。
ストーリーは綺麗に締めくくられているので、来年公開予定の新作がどう繋がるか、半分不安と半分期待。