じぇれみー

去年の冬、きみと別れのじぇれみーのレビュー・感想・評価

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)
3.6
観た人全員ダマされる!
ダマされたくない人は観ないで下さい。
岩田「全部デタラメだとしたら?」
斎藤「全くのデタラメだよ」(以上、TV-CMより)
私「うん、宣伝はデタラメだよ」

という訳で、開始10分で大枠がわかり、50分でほぼ全て仕掛けがわかりました。こんな宣伝をされたら、ミステリーファンは気づきますって。前例のある仕掛けですから。

また、ミステリーの枠組みながら、アイドル映画の趣きが強く、ハードに描いてほしい部分がことこどくマイルドな表現になっています。岩田さんのファン向けですね。

詳しくは書けませんが、"純愛サスペンス"と銘打っている通り、純愛も重要な要素になっています。ミステリー・サスペンスでありながら、”泣ける映画”としてパッケージしたのでしょう。

『脳男』の瀧本智行監督の演出は冴えていて、マイルドな見易さを担保しながらも、随所で陰影の効いた画作りを披露しています。この方は、自由に撮らせたら、きっととてつもない作品を作るはず。今後も追いかけていきたい監督の一人です。

※全体的に少々ミスキャスト気味なんですが、浅見れいなさんはとても素晴らしかったです。今まであまり意識したことのなかった役者さんですが、出演作品をチェックしてみようと思います。