Lavi

去年の冬、きみと別れのLaviのレビュー・感想・評価

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)
4.3
凄かった…映画館で見て良かった…

正直、どうせがんちゃん推しの映画なんでしょ?って思ってました。ところがどっこい、メインの5人の演技がみんな凄くて…そしてみんな狂ってる。
見る予定0%のはずが、兄から絶賛の感想を聞いて興味が少し沸き、ポイント貯まってるし、タダで見たら惜しくないよね~程度での鑑賞だったのですが。。まさかここまでとは!!

冒頭から引き込まれて、第2章から始まるの、嫌いじゃないよ~と、第1章の秘密をあれこれ考えながら鑑賞。結構伏線があり展開は割と読めましたが、しっかり騙してくれるポイントもあって。1章1章細かく描かれていて、凄く丁寧な映画な気がした。…映画というより、小説のようなイメージが強いかも。

序盤は斉藤工が凄かったのに、途中から皆凄すぎて、後半は影薄くなってた。でもこの映画の斉藤工のイメージをしばらくは拭えそうにありません…

がんちゃんは、よくある爽やかイケメンのキャラは封印。しっかり狂ってました…今まで演じた人物から180度違う難しい役を凄く良く演じてたと思います。ニュースで舞台挨拶の時に、監督の言葉で男泣きしてたけど、その意味がわかる。きつかっただろうな~。。

山本美月はちょい役だけど良い味だしてたし、北村一輝も凄かった…。。あんな北村一輝は初めて見ました。

でも!!この映画のMVPは、浅見れいなですね。あんなに演技派な女性だったとは。とにかく凄かったですよ。彼女の子供時代の子役の子も凄かった…

何か凄いばかり連発しちゃってますが、とにかく俳優さんたち皆が凄かったです!特に私みたいに、がんちゃん推しの映画って思ってる人はハマると思う!良くできたサスペンスでした。


だからこそ、エンドロールの曲が残念すぎる…m-floとは知らなかったので、これ誰の曲?・何でラップ?・サビのすっきぃ~すっきぃ~に???。とにかく作品に合ってなさすぎですし、エンドロールで余韻に浸りたかったのに、すっきぃ~が邪魔をする。すっきぃ~のフレーズが今でも後に残ってて不快…

皆狂ってたけど、ラストの選曲までは狂わないで欲しかった。。。
Lavi

Lavi