後に光州事件と言われる1980年の韓国の民主蜂起と過剰な軍による鎮圧を取材したドイツ人記者を乗せたタクシー運転手の実話。
どうやら実際の人物は高級タクシーの正義感溢れる方だったようですが、敢えてお金に困っている心に余裕がない個人タクシー運転手になってたのが、正義のヒーローではなく、親近感持ててよかった!
セコくて、リスクは背負いたくない、そんな主人公のスイッチが入るまでがとても丁寧で自然。
だから感情移入もしやすいし、泣ける。
映画冒頭なんで歌わせたのかなぁと思ってたけど、中盤で納得。
エンディングの最後の最後、ずるいわぁ。
泣く。