◎タクシーが外国人ジャーナリストを光州事件の真っ只中に連れて行く話。実話ベース。
◎危険な取材で他人に迷惑をかけるなとか言い出す日本人にはウケないかと思いきや高評価ですね。
◎ソウルの運転手が事件を他人事と捉えている内はまだ喜劇的なんだが、深刻な状況を目の当たりにしてから次第に我が事になっていくあたりは悲劇的な場面が多く、妙なバランスの映画だなと思った。
◎何も知らぬことは最も幸福である。知らぬが仏。と言うけれど、これって権力者が作った言葉なんじゃねえか。(←と思ったがエクストリームこじ付けっぽいので撤回)
とりあえず見て見ぬ振りや深入りを避けて、あくまでも他人事、傍観者の立場でいる気楽さは意識低い系のワタクシにはよく分かる。平和ボケ?
◎デモ鎮圧の様子が生々しくて正視に耐えない。(耐えるけど)デモ隊の痛みがやたら伝わってくる。痛々しいで思い出したプライベートライアンの冒頭とは程遠いがこっちまで痛い感じがするのは一緒。
◎カーチェイスは盛ったな?ほんとは道を塞いだくらいだろ?