軍による言論封殺と市民暴行の光州事件を元にした映画。
ポスターからは、ほのぼのハートフルドラマを想像していましたが、中々シリアスで緊迫感もあり、考えさせられる内容でした。
序盤はタクシー運転手が光州事件に巻き込まれていく様子をコメディタッチに描き、
光州に入ってからは主人公と同じ目線で「なんだこの地獄は！」と惨劇を目の当たりにして同様し、
後半は軍に一矢報いる主人公達を全力で応援出来る胸熱展開となっております。
そこまで説教臭い内容ではない為、
事件のことを全く知らなくても、
主人公達が立ち向かう姿や、
助け合いの精神に胸を打たれて、
「いい映画を見た」という気持ちになれます。
なんで会われへんかったんやろ、バレて殺されたんかな。大丈夫かな。
