フォロワーさんたちのスコアが高かったので見てみました。
なかなか泣けました。
光州事件のことはほとんど知らなかったので、わかってよかった。
でも実際は民衆たちも武装蜂起して交戦したみたいだけど映画には一方的にやられてハチの巣にされた描写しかなかったので、悲しかった。
当時は今のようにFACEBOOKもないしスマホも普及してないから世間で（同じ国内で）なにが起きても封鎖されて情報制限されたら何も知らないままだよなと、当たり前だけどひでえと思った。
ラスト、ドイツ人記者さん本人の肉声映像が入ってるんだけど、胸に迫るものがあった。
ジャーナリズム溢れる内戦ものといえば真っ先に「キリングフィールド」「サルバドル」とか思い出すけど、どこか遠い国の話って感じでおとぎ話のように思えた。
けど、この映画はお隣韓国なので、かなりのリアリティーを感じて痛々しかった。
数年前に空港からソウルまでの高速道路とか、走ったのを思いだす。
主演の俳優さんは何を演じても庶民的ヒーローが似合いすぎて、賞を総なめするのにも納得できる。
光州市のドライバーさんたちも素晴らしい。
地味だが胸熱なカーチェイスも泣き所。
