今日は気分が乗っていったので寝る前にもう一本、前評判とレビュー評価がとても良くて気になっていたものの、劇場公開を見逃しリバイバル上映を見逃し、Netflixのマイリストに眠っていたのを発掘して鑑賞。
近代史（特にアジア史）に明るくないので、光州事件を全く知らずに観たけどこれが1980年の話でしかも実話ベースだと言うことに驚きが隠せない。のほほんと光州に向かう序盤、中盤から降りかかってくるたくさんの悲しみと絶望、そして最後に示されるほんの少しの希望に途中から最後までひたすら涙が止まらなかった。主演のソン・ガンホはもちろん脇役も含め、全てのキャストの細部の作り込みが生み出した傑作だと素直に思う。
おにぎりのシーンが良いと聞いていたんだけどおにぎりのシーン、本当にしみじみと良かった。この映画は色んな場面でその時々のご飯を食べるシーンがとても印象に残る。
