タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜の作品情報・感想・評価

「タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜」に投稿された感想・評価

社会性を娯楽に昇華してる素晴らしさ。
2018年92本目

検問を通した若い兵士のシーンが印象的でした
ゆうき

ゆうきの感想・評価

4.0
返す返すも「1987」の前にこれを観ておけば…と思いますが、後追いでも観られて良かったです。とはいえこの先にまだ「1987」があるのかと思うと暗澹たる気持ちにもなる。これはまさに韓国の闘いの歴史なんだなぁ。いつか日本の闇もこうして明らかにされる日が来るんだろうか。来るといいけど。最近は絶望感しかないですね。それはさておき、お調子者の主人公ガンホちゃんがとても良くて、前半の何かとイラッとさせられるとこも含めてさすが上手いなぁと思った。あれがあるから後半の変化が効いてくるんだよね。危険地域に出かけていくジャーナリストは自己責任とかなんとか言ってた人たち、とりあえずこの映画観たらいいと思う。観てもなおその言葉が出てくるならよっぽど頭の中が平和なんでしょう。明日は我が身かもしれないのに。ところで、韓国にも東京タワーみたいな建物があるんだー!と思ったら東京のシーンでしたね。東京タワーでしたね。

このレビューはネタバレを含みます

『1987、ある闘いの真実』、『光州5・18 』に続いて。

主人公が光州の市民でないのが良い。内情なんて何も知らず、ただお金の為に、ドイツ人記者を光州へ運ぶソン・ガンホ。
光州に着いてからの彼の眼差し。最初は困惑しかその瞳に浮かんでいなかったのに、徐々に徐々に、様々な感情が混在していく。
ソン・ガンホ最高か。
部外者でしかなかった彼は、逃げられたにも関わらず、苦しみ、葛藤しながら、ついには自ら当事者になることを選ぶ。
私たち観客は、ソン・ガンホを通して追体験します。彼が選んだ時、私たちの心ももう、光州にいるのです。
これぞ、感情移入。上手い演出でした。

難点は、ドイツ人記者のトーマス・クレッチマン。なんて信念のない演技をしてくれたのか。
彼がジャーナリズムの精神をしっかり体現してくれていたら、より物語の深みが増したはず。残念でなりません。
あと、カーチェイス。あれ、ちょっとやり過ぎちゃったかなぁ。

『1987、ある闘いの真実』、『光州5・18 』には劣るけど、良作。大満足でした。
セットで観るのがオススメ。時系列は、光州・タクシー→1987です。


ずっと『タクシー運転手』ってタイトル、どうにかならんかったのか、とちょっとバカにしてたけど、実際これしかなかった。バカにして申し訳なかったです。
Ukosaaan

Ukosaaanの感想・評価

3.7
良い話だし無差別な虐殺描写はさすが韓国、かなりリアルで目を覆いたくなる。
しかし後半ちょっと脚色しすぎな気もするな、そこまでエンタメ方向へ傾かなくても良かった。
光州事件という史実、私のような知らない者でも分かり易く出来てるし、寅さんみたいな笑いありカーアクションあり涙ありなのでオススメできる良作です。
Hiroshi

Hiroshiの感想・評価

4.5
韓国映画を嫌っていましたが、 これは日本での報道の立ち位置が要となる大切な場面が出てくる。
 世代とか政治、国籍を意識しない 
 普遍的な物語が展開されていく 
 
しんまのん
Akinorider

Akinoriderの感想・評価

4.5
お隣の国でこんなことが起きてたなんて。
それを知らせる人がいないと、知られることはない。そしてそれを助けようとした一般市民たち。

とりあえず日本のタクシーの運転手のおっさんたちは全員これ観た方がいい。
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