タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜の作品情報・感想・評価・動画配信

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜2017年製作の映画)

택시운전사/A Taxi Driver

上映日:2018年04月21日

製作国:

上映時間:137分

ジャンル:

4.1

あらすじ

「タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜」に投稿された感想・評価

ソン・ガンホのコミカルな部分が
イイ味出しててシリアスな内容でも疲れずに見れた気がする。

手に汗握るスリリングな場面の中で、軍人らの警備が甘いなと冷静になる自分もいて...タイヤ狙わない、ヘリ出さない、空港等々
自分を犠牲にして闘う勇気に運が味方してくれたのかもしれない。
ポスターに騙されて見ていなかった作品。
私服軍人の狂気さよ。
ゆうき

ゆうきの感想・評価

3.9
光州事件を知らなかった自分
たかだか40年ほど前のことなのにこんなに状況が違うのかと驚いた
momoka

momokaの感想・評価

4.8
フォロワーさんのレビューを読んで鑑賞を決めた本作。とても素晴らしかった。またもや大号泣。

「光州事件」が物語の中心となっている本作だが、全くそうした出来事を知らなかったので、韓国の民主主義はこうした犠牲を払ったのちに成立されたものなのだととても勉強になった。

タクシー運転手であるマンソプが、大金を貰えるということで、ドイツ人記者のピーターを光州まで送り届けるというお話。それまでは穏やかでコミカルな雰囲気が流れていたものの、光州に着いてからはただならぬ空気が2人を包み込んでいく。

たくさんの民間人に暴力を振るい、平気な顔で銃殺していく軍人たち。その惨さと言ったら、自分の中の全ての力を奪い去ってしまうような恐ろしさがあった。
そうした事実を世界中に公にするという信念を持ち、ピーターは一瞬たりとも逃すまいとカメラを回し続ける。一方、マンソプも今まで国から、大して語られてこなかった光州の有り様を目の当たりにして事態の深刻さを知ることとなり、ピーターの使命にも理解を示すようになる。

一緒の時間を光州で過ごしていくうちに、マンソプとピーターの間には運転手とお客さんの関係を超えた、強い友情が生まれていく。そうした姿が自然に描かれているので、思わず感動せずにはいられない。

「光州のことを伝えると約束してください」
光州でのデモに参加している学生ジェシクがピーターに告げたこの言葉。とても印象深い。国が光州での出来事を隠蔽しようとする中で、報道が持つ力の強さというものを久しぶりに感じることができた。

これまでも様々な地域でデモというものは幾度となく行われてきた。現在も人々の戦いは終わっていない。もちろんその全てが正しい行いであったとは言えないだろう。しかしながら、デモを起こす側の意見を聞き入れることなく、暴力で制圧すればいいという考え方は違うと思う。何のために、人間は言葉を得たのか。綺麗事かもしれないが、互いに歩み寄る努力は必要不可欠であろう。

そして、そうしたデモがマスメディアを通して私たち自身に届けられる。近年、日本のメディアの在り方が問われる中で、どこまで政府の圧力などに臆することなく、ありのままの真実を世の中に発信できるか。そして、受け手である自分たちもそうした出来事に関心を抱き、時にはメディアを疑いながら、自分なりの意見を持つことができるか。

本作を鑑賞して、様々なことに思いを巡らせた。デモや報道、そして民主主義の在り方。一人の人間として生きている限りは、こうした社会問題に向き合わなければいけないのだと現実を突きつけられた気がする。

つらすぎて泣けてくる場面もあるが、人々の温かさもしっかりと描かれていて感動する場面もあり、そのバランスがとても良い。社会派な作品ならではのシリアスさばかりが強調されている訳ではないので、様々な人が観やすいものになっていると思った。ぜひ一度ご鑑賞をオススメします💡
Mee

Meeの感想・評価

4.2
まじディストピアすぎて、、
一周回って、あれ…人って殺して良かったっけ…?ってなる。

恥ずかしながら光州事件の事は知らなくて、こんな酷い事が1980年に起きたんだと衝撃的だった。
特にデモや軍隊は日本に住んでいると身近に感じられるものではないので、より衝撃が強く感じられた。
叩く投げる殴る蹴ると暴力何でもあり、しかも検閲あんの!?!?ともはや戦争が起きているのに開いた口が塞がらない。

光州の人達の情に厚いところ泣いたし、人が当たり前のように傷付けられる身のすくむような現場に「見ていられない!」と飛び出せる志に感動した😭
ジャーナリストの方が命がけで伝える情報の価値についても改めて考えさせられたし、情報を受け取ってアクションを起こす事の大切さもまた学んだ。
一般人に出来る事なんて限られてるだろうけど、今起きている事をキャッチし、問題意識を持って声を上げるのが大切だと。

住む場所によって全く状況が違って、しかも検閲によって同じ韓国人であっても苦しんでる人、知らずに日常を送っている人と二分化されてるの怖かった。
知らずにというか光州が危険というのは何となく伝わっているけれど、報道が大嘘つくの駄目だろ〜〜!!!
ソウルとの対比がとにかく鳥肌だった。
あとタクシーが先陣をきる怪我人救助作戦がまじでかっこよかった!!!!!命を賭して闘った人達がいるんだな。
てか全体的にタクシーかっこ良すぎる、、、

トーマス・クレッチマンのイケメン具合凄いな🤔って思ってた当初の印象からこんな激重展開になるとは…ポスターからも何かほのぼのする内容かと思ってたわ!笑
知れて良かった。
たった40年前の出来事とは思えない。光州事件について何も知らんかった
うゆ

うゆの感想・評価

3.7
前にクァンジュ行った時にものすごく優しい人たちが多いなって印象だったソウルよりも!この事件をちゃんと知ってもう一度行きたくなった。
号泣。
映画を通して学ぶことって多い。

今の韓国の民主主義がこういう事件を乗り越えてあることを初めて知った。中国の国家安全法が今物議を醸しているが、報道することによってみんなに知ってもらうことによって出来ることはある。だから、まず知らなきゃならない。つらい現実に目を逸らさずに報道する記者に改めて敬意を称したいと思った。
Shiori

Shioriの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

無知は罪だなあ。どこまでがノンフィクションなのかは分からないけど、そういうことを差し置いても見るべき話だと思った。

私は鑑賞中、この運転手さんは人格者だった結果、この映画化の影響で稼いだんだろうなあとか考えてたけど、エピローグを見て自分の汚れた心に反省した、、。

2人が再会出来たらよかったのに。切ない。下手なラブストーリーなんかよりもこれが本当の一期一会で、結果たくさんの人の未来を救ったんだなあと思えた。沢山の犠牲になった人たちが描かれていたのは心痛ましかったけれども。

一人娘をソウルに残したままだったのにUターンする事を選んだ主人公に脱帽した。
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