Taul

犬猿のTaulのレビュー・感想・評価

犬猿(2017年製作の映画)
4.0
『犬猿』鑑賞。兄弟姉妹あるあるを4人の関係を駆使して見せていく吉田恵輔監督の凄技を堪能。脚本もだがキャストや画面構成力もよく入り込める。キャバ嬢とデリヘルネタには爆笑。いつもの蛇足演出も顔を出したが、ボディブローが効いてて泣きじゃくる。で涙が乾かないうちにまたアレって上手過ぎだ。

『犬猿』の新井浩文、最高にウザいい奴だった。俺もノーチェンジな器で生きていこう。

『犬猿』は兄弟姉妹ものだが、きょうだいがいない方でも楽しめる作品。近親者との面倒くささが分かりやすく喜劇として観客を選ばない。しがらみと嫉妬や共感を笑いながら時にホロリとさせられる。ツカミとラストが絶妙で私的には吉田恵輔ベストの完成度。最近見た日本映画でも頭一つ抜きん出てる印象。