犬猿のネタバレレビュー・内容・結末

「犬猿」に投稿されたネタバレ・内容・結末

いやあ、、、!!!!!
面白かった〜〜!!!!

始まり方もすごく良かったし、終わり方もすごく良かった!!!

チャーハンにスナック菓子が溢れる?シーン良かった!!!
全体的に兄弟姉妹のセリフがリアルで良かった!!!

ニッチェの江上さんの女優ぶりがすごくて、これからもどんどん映画出てほしい、、、!!!
筧美和子ちゃん、なんとなく嫌いだったんだけど(笑)、好きになった!ほんとにはまり役だったと思う!!!

私にも兄弟姉妹がいたらもっともっと共感出来たんだろうなあ!!!
導入はシリアスな様相を呈していたが、次第にコメディに移行していく。
とても面白い。オリジナル脚本らしいが、これは舞台劇としてやっても面白いだろう。
こういった兄弟のやり取りは永遠に続く的なオチも、これこそ兄弟と言わんばかりに閉じない物語として終わる。

吉田恵輔監督作品はしばらく注目したほうが良さそうだ。
真面目な弟と姉がそれぞれの兄、妹に苦労する話かと思ってたら2人とも結構人間臭いクズだったりするので良かった。
で?だから何って話なのだが…
どうでもいいかもだけどツタヤのレンタル、1店目は取り扱い無しで、2店目は1枚しか置いてなかった。そこそこヒットしたと思ってたのだが。
キャスティング最高。出だしから監督の悪意感じるけど、そんなところも面白い。とにかく新井さんが登場するたび恐怖。でも恐怖ばかりじゃなく江上さんの演技が笑えて緩和されるから見てられる。笑って涙出た。さすが芸人だな。最後のくだり(救急車に運ばれるタイミングが同じ)が現実離れしてしまった様な気がして残念。でもラストのラストはそんな簡単に話まとまるハズがないって感じのオチで終わったのは良かった。まさにタイトル通り犬猿って映画。
エンタメ感動作品って、こういう事なんだろうと思った。

私は年の近い兄弟なんていないが、すっごく楽しめた。
好きな映画で、誰にでもオススメできる映画なんてそうないけれど、これはきっとできる。

ニッチェの江上さんのコメディエンヌぶりは素晴らしい。
コミカルなところと、本気でプライド高い女を演じられるのは才能。

新井浩文さんは大ファンなのでいつも思うのですが、
「葛城事件」のような映画では心底優しく自分ばかり責める役をやりきり、今回のような所謂ガキ大将が大人になったような役まで素晴らしくこなす新井さんは、尊敬すると共にちょっと恐ろしいです。


↓注意!!!!ネタバレ!!!!

冒頭のしょうもない映画感を120%だした予告は、今の青春映画界への監督の皮肉かわからないが、筧美和子さんが出てくるまで本当に予告だと思っていた自分は、
「映画の予告で鳥肌って本当にたつのね」とか思っていたので監督の策にキレイにハマっていた。

そうやって冒頭つかまされ、映画の内容もすんなり入ってきた。

コーヒーカップのシーンなど、対比構造を作るとことか、映像に誰かの声だけ入る演出とか独特でいいなぁと思った。
江上さんはずるいほどおもしろかったです。
窪田さんは本当人殺しそうな目をしているときがあったけれど、お兄さん(新井さん)にそういうところが似ているのかも。

正直一番おもしろかったのは、
江上さんのコーヒーカップと、ステーキ屋さんでの下ネタに必死だったところです。
正直ほんのちょっと気になったのは、
病院の屋上でのシーンのアドリブ感がすごかったところです。

以上。
吉田監督作品なので自分は好きだろうと思いながらも。新井以外のキャストに魅力を感じなかったため結局劇場にはみにいかなかったがめちゃくちゃおもしろかった。
観る前は魅力を感じなかった俳優陣も含めて4人全員が良かった。
お笑い芸人としては毛嫌いしていたニッチェの演技が予想外に良かったのに驚いた。
ゲロ?ブチまけが最高。
泣けたし、ラストも好き。
名前ど忘れしたが、つい先日ニワトリスターでみたヤクザが序盤新井にシバかれていた。この人のチンピラ役もハマっていて好き。
本当は好きなはずなのに、近すぎてうまくいかない
自分より不幸になれと願ったり傷ついてると自分も痛んだり、よくわからない。苦しい。
最後結局!!!笑
でもそこがいい!
はーーーー。
もう。ほんと吉田監督、すごい。
えぐられまくった。。。
お兄ちゃんと仲悪い私が、まんまと号泣させられ、お願いだから、ハッピーエンドにして。と祈ってた。。

はじめ、新井さんの暴力と筧さんの頭悪そうで棒演技に本当イライラしたけど、二人とも最後には愛されキャラクターに変わってました。さすがとしか良いようがない演出。なのか、キャスティング。なのか。

兄弟愛にしても家族愛にしても。歴史が長いから積み重なったものがあるよね。

たった一人しかいない兄弟なんだから。って、母親に言われたのとおんなじ台詞で、チクチクした。
昔は仲良かったんだよな。。

63

喧嘩のキッカケなんて覚えてなかったりするけど相手への憎悪だけは絶対忘れないんだよね。血の繋がりがあると尚更。

消えてくれ〜って願ったり、言ってしまったりするけどいざ居なくなってしまう!って状況になると急に愛しさが込み上げてくる。

血の繋がりがあるからこその相手へのぐちゃぐちゃな感情がすごい。


愛憎って言葉がぴったりな映画だった。


(実際はもっと仲良くして!って感情しかなかったです…)

窪田正孝さんの目つきが本当に人を殺しそうで素晴らしかった。
ニッチェの江上さんの演技力に脱帽。本当に嫌いになりそうだった。
なんか適当にみよ〜っと、と思って観たら、
よかった。。。

わたしも2人姉妹で2こ下の妹がいるんだけど大学時代くらいまでずっと嫉妬してた。わたしの妹は常に輪の中心にいる人間で、みんなの人気者で、しかも成績は常にオール5。わたしはぼちぼち勉強はできたけどオール5なんて取れなくて、友だちもなかなかできなくて修学旅行の班決めであまりものになっちゃうような人間だった。まさにこの映画の姉と妹の関係。闇と光。
ニッチェの劣等感にひたすら共感した。でもこのニッチェはもし短い期間でもかわいいと言われて過ごす期間があったりとか、彼氏ができたりしたら、「だめでも許されるし、だめなとこも愛してもらえるんだ」って気付けたんだろうし、そうしたら妹も愛せたんだろうけれどその期間がなくてここまでこじらせてしまった。ニッチェは実際に居てもやはり「イタイ女」だと思うけれどそれは外的要因が多いと思う。自分の考え方は自分だけで作るものでは決してなくて、周りの人が大きく、むしろほとんど関与しているんじゃないかなと思う。わたしが流されやすくて意思がないだけかな。
そう思うとわたしが妹に嫉妬しなくなったタイミングは初めて彼氏ができたタイミングと同じだな、と気づく。映画と関係ないけど。

兄弟のほうは弟側に共感した。ちみちみちみちみやってたのにするっとお兄ちゃんが成功した時のやり切れなさ、持ちたくない嫉妬、劣等感、でもそれを認めたくない気持ち。でも最後の新井浩文の「本当に知らなかったんだ」には泣いた。

光側が完璧なんじゃなくて、光側も悩んで、嫉妬して、うまくいかなくて、っていうのがよかった。最後も好き!
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