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鈴木家の嘘のrkのレビュー・感想・評価

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)
5.0
正視し続けるのが苦しいくらいのシリアスな描写やセリフがところどころにあり、しかもとてもリアル。監督の経験が基になっていると後で知り、やはりという思い。それなのに、絶妙な割合(ほんとに絶妙)でコメディ要素をを織り込んでいて、いろんな感情が湧いてきます。
上映後のトークショーで、神田松之丞さんが(松之丞さん自身もお父様を自死で亡くされているのだそうです)「残された家族は、頭の中の一部を、常にモヤモヤしたものが占めている、それをふっきるために、初監督作品としてこのテーマにする必要があったのでは」というようなことを仰っていて、印象に残りました。
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