のりちり

鈴木家の嘘ののりちりのレビュー・感想・評価

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)
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映画館鑑賞。

引きこもりだった兄が、自分の部屋で首つり自殺。
それを見つけた母は、助けようとしているうちに自分が気を失った。
(この時点では、まだ生きていたんじゃないかな~とか思う。死体からは垂れ流しの汚物が出ていなかったから。そこは無しってことなのか?)

それを見つけたのは妹。

母は、49日間、目が覚めることなく、眠ったまま。
起きたとき、兄が自殺したことを忘れていて、家族は、兄が再起して、母の弟が経営するアルゼンチンの会社に行ったことにする。
ここからが、母を除く、家族皆の嘘を嘘で重ねた生活が始まる。
観ていてつらい。
母はのんきなのに、周りは、バレはしないかと張りつめた空気の中にいるのだから。
父はというと、いきなりソープ通いを始め、イブちゃんを指名。
なんだ、この父親?
ここで張りつめた空気を癒しているのか?

母の弟の叔父さんは、いつも商売がうまくいかないけれど、今回は、そのいい加減さが役に立った。

でも、いつか、どこかでほころびが来る。
このまま、忘れたままではいられない。
その時、どうなるのか?
意外なことで、真実がバレる。

そこから立ち直った家族。
きっとうまくいくと思う。

岸本加世子は、名古屋の人ってことだったけれど、一緒にCMに出ていたのはオカザエモン。
ここは名古屋弁を使わないんだけどな~
と1つだけ、不満が残った。
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