GaPTooth

君の膵臓をたべたいのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

言葉にならない。
的確な言葉が見つからない。
内奥から込み上げてくる感情を押さえきれずに感涙。

桜良が羨ましい。
真実を知っても変わらない[僕]
普通の日常を共に過ごせる[僕]がいる。
「死ぬよ」なんて笑顔で言える[僕]がすぐ側にいる。
そして[僕]は、すべてを分かった上で受け入れてくれて『君の膵臓を食べたい』と言ってくれるんだから。

正直、死ぬのは恐い。
膵臓の機能が損なわれると、どんなに泣いても、嘆いても、喚いても、懇願しても命は限られたものとなる。
諦めたり開き直ったりすることなく、限りある時を楽しもうとする桜良は強い。

1回目は完全に桜良に感情移入して観た。
2回目は[僕]や恭子や桜良の母親など遺された人たちの感情に寄り添いながら観た。

原作を読んで涙。実写版で号泣。
アニメで原作の奥深さを知る。パンフレット購入。

1つだけ。
福岡のホテルで桜良に「洗顔クリームを取って」と言われた[僕]が、桜良の治療薬のポーチを開けて見てしまう場面。
アニメでは、たぶん分かりやすくするために『注射器💉』が描かれていたけど、今は医学の進歩に伴って、実写版であったように『ペンタイプのもの』になっている。
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