Ayaka16

キラークラウン 血の惨劇のAyaka16のレビュー・感想・評価

キラークラウン 血の惨劇(2017年製作の映画)
1.5
18年9本目。
よくあるピエロホラー。一番怖いのはジャケ写の怖いピエロが“出ない”こと。出るのは落ち武者。話飛びすぎ展開雑。主人公がピエロ恐怖症とはいえ友人がしっかりし過ぎてるだけにイラつく。ライティングと演出は良い!蛍光ネオンが光りまくってB級感美味しい
主人公は極度のピエロ恐怖症なので終盤まで一切立ち向かえず、友人や周りの人間に「守ってあげる」と何度も言われる。そのお姫様体質なんなんだよ。友人らはビビりながらも冷静に対策を考え勇気を出して立ち向かっているがゆえ余計に主人公のヘタレさが気になる。恐怖症らしいから仕方無いけどね‬
ジャケ写中央の感じのが出てくると思ったらジャケ写右下の落武者が出てきたからちょっと笑う。正体がわかったあとは寧ろ可愛い愛おしいと思える程度の悪役。スプラッタシーンは無いけれど一部人を選ぶちょいグロシーンがある。それも含めてB級だな〜🐶B級らしいな〜🐶を感じられるクソB級映画(褒言葉)
ピエロの正体?黒幕?もすぐわかる雑展開は置いといて、全体的にスモークやネオンの照明でビジュアル的には好印象。特に屋内探査長回しシーンは唸るほど好みだった。複数の扉を開けるたびに違う色の光が漏れる様が定点カメラ長回し。ここだけ何回も観たい。
あとエンドロールは最後まで観ること。
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