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サイモン&タダタカシのtdswordsworksのレビュー・感想・評価

サイモン&タダタカシ(2017年製作の映画)
3.6
東京国際映画祭 Japan Nowにて鑑賞。

サイモンのキャラクターに不思議と説得力がある。突拍子もないコメディではあるけれど、するっと受け流すわけにもいかない芯の強い映画になっている。サイモンってSimonだとずっと思ってたら実は柴門だったのが、個人的には最大のオチ。
上映後のトークで監督が「男性を撮るのが好き」といった主旨のことを話していたけれど、その裏返しで、登場する女性たちはみんな揃ってつまらなかった。本作ではとある設定によってヒロインの薄さを帳消しにできたけれど、今後長編を撮っていくなら、男しか出てこない脚本にしたほうがおもしろくなると思う。
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