神も悪魔も信じていない者の目から見て
胡散臭いと思えてならない。神父さん
は真面目に人のためと思って悪魔祓いを
してるのだということは分かる。
でもされる側はどうなのか?精神的な
病気としか思えないのだが…。悪魔に
魅入られているというより、魅入られたい
願望が大きくなってしまったような…。
ホラー映画みたいに大きな釘が口から出て
きたり、流血するほどいたぶられたり、空中に
浮いたり、首が回ったりなんてシーンはあり
ません。当たり前だけど。
他にウィリアム・フリードキンの撮った
ドキュメンタリー、"悪魔とアモルト神父"も
併せて観てみることをお勧めします。
本だと"バチカンエクソシスト"、"ザ・ライト"、
"エクソシストとの対話"など興味があれば読んで
みるといいかもしれません。私にとっては悪魔
憑きなんて胡散臭い、という気持ちは変わらな
かったけれどフィクションとしては面白いです。