2号

拳銃残酷物語の2号のレビュー・感想・評価

拳銃残酷物語(1964年製作の映画)
3.8
これは良かった。パリッとした犯罪ノワール映画で、とにかく宍戸錠のビジュアルがバシッと嵌まっておりハードボイルドの空気感を引き締めている。犯罪の泥沼にはまっていく悲劇も中々よく、88分の短さでよく纏めている。64年の乾いたハードボイルド映画。
ただ終盤になるとあまり因果を感じられない悲劇や展開を進めるための新キャラが発生するので、そこは少し残念(「悲劇をやる」が先になってしまい、展開の必然性を感じられなかった)。
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