『しょったんは、そそままでいいの』
(劇中)
dvd化が諸事情により遅れ、ようやく鑑賞。
いやー、本当に素晴らしかった。
この手の作品は本当に刺さる。
好きなものがあることのすばらしさ。
しかし、その道を行くことの過酷さ。
年齢制限でプロ棋士の夢を諦めた瀬川。
奨励会を勝ち残ることでしか、プロにはなれない将棋の世界。
瀬川さんが、努力しきれなかったことを後悔する場面。
非常に胸が苦しくなる場面でしたが、
自分に対しても、本当に自分も努力しきれているのか、
自分に問う場面でもありました。
自分ひとりだけでなく、仲間、みんなの夢になったとき。
その夢は、今まで以上の推進力をもち、
叶っていくのかなとも思いました。
個人的ベストアクトは、國村さん演じるお父さん。
優しさを絵に描いたようなお父さんでした。