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レザーフェイス―悪魔のいけにえのryoのレビュー・感想・評価

2.3
個人的に「ここが衝撃的なとこ!」「ここが驚くとこ!」みたいな過剰な『説明音』がとても気になった。

殺そうとしてる…そしてそのまま殺したー!
↑ドジャ~ン!
ずっとキレてる人が…、キレたー!
↑ドジャ~ン!
あ、撃たれた。
↑ドジャ~ン!
普通に声かけられ…
↑ドジャ~ン!
ずっと鳴ってんじゃねーかと思った。

登場する人物が全員ただ平坦に(雑に)狂っている。
終始、主人公も含め、この人たちなにやりたいの…?と思いながら観ていた。
謎にヒャッハーな人達に囲まれてヒャッハーなテンションでヒャッハーな事件に巻き込まれたせいで彼はレザーフェイスになってしまいました…、みたいなこといわれても「だから何やねーん!」と思ってしまった…。

ギミックは色々考えていたみたいだけど、オリジナルとの連続性は希薄で、中途半端にマトモで中途半端に雑な印象の作品だった。
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