実之

リディバイダ―の実之のレビュー・感想・評価

リディバイダ―(2017年製作の映画)
3.0
劇場 字幕版

・短編映画を元にした作品。FPS、複製世界(エコーワールド)、ダン・スティーヴンスで絶対好きなやつ!と思い、滑り込みになってしまいましたが観ました。

元宇宙飛行士の主人公がコピーされたもうひとつの地球に向かい、そちらの世界ではFPS(一人称視点)で進むという面白い設定。

しかしそのわりにはあっさりした展開で、主人公やその家族の設定もあまり生かしきれていないため物足りなさを感じました。
良く言えば静かな近未来SFドラマという印象なんですけど、個人的にはキャラクターでもアクションでも音楽でも何でもいいのでもう少し突き抜けるような、ぶっ飛んだ部分が欲しかったです。いや、ドローンの派手なシーン等あるにはあるし見所にはなってるんだけど。

FPSの映像は悪くないし、好きな要素が多いだけに色々と惜しい作品。同じFPS映画『ハードコア』のようなものを期待してしまったのがいけなかったのかも…。

FPSなのでダン・スティーヴンスの出演は冒頭くらいかなぁ、とほとんど期待してませんでしたが、現実パートとFPSパートが交互に展開するので思っていたよりは出てたかな。あくまで“思っていたよりは”です。

原題は『Kill Switch』ですがそのタイトルはちょっと…。もうひとつのタイトルで邦題にもなっている『Redivider』の方が左からも右からも読める遊び心もあって好き。
ちなみに監督がティム・スミットさん(Tim Smit)なんですけど、自身の名前が右からも読めるからこういう作品(対称的な二つの世界)を作ったのかなぁ、と妄想しました。

元になった短編『What's in the Box?』
https://youtu.be/IU_reTt7Hj4

シネマカリテでは初鑑賞。ミニシアターはあまりいい印象なかったのですが、雰囲気もいいし結構行きやすい場所なので今後カリコレなども行ってみたいです。