約3時間前衛的な舞台芸術を見ているかのようだった。。
独特の世界観、台詞回し、撮り方、ストーリー展開。。
いい意味でも悪い意味でも『これぞ大林作品』って感じで、大林作品にあまり免疫がない者にとってはこの作品の魅力が分からない。。
ヤケに顔を近づけて話す吉良。。
鼻血を出す吉良。。
この劇中に出てくる吉良の不気味な雰囲気を漂わせるキャラがかなり好き。
吉良の迷言&名言。
「ボク吉良はタバコを吸うよ」
「ボクは言葉の浪費家さ」
「ある季節が過ぎて二人の幼馴染が大人になったってことかな」
「もし僕が何かを待っているとしたらそれは来ないものだろう」
「やることに意味がなくてもやることに意義があるんだ」
戦時中、病人は非国民、左利きも非国民。。
【ネタバレ】
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最後吉良が「1、ボクは泳げない2、ボクはバチ当たりなクリスチャンだ!」と叫んで海へと身を投げるシーンが好き!