Marrison

花筐/HANAGATAMIのMarrisonのレビュー・感想・評価

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)
1.4
どうでもいい感じ。
出演者全員を嫌いになれる感じ(池畑さん他数名を除く)。美女たちと若い美男の配置の仕方があいかわらず無分別オヤジっぽい。老けすぎの長塚さんの“レトロ邦画喋り”は狙い不明ながら魅力ちょっとあったけど、主役・窪塚さんのテレンコした態度がムダに謎。安っぽい老後シーン。
血もウザイ。

「アムステルダム」「アムステルダム」と特定都市名にぶらさがるだけぶらさがっておいてABCD包囲網と対オランダ戦闘(20世紀末までオランダからの憎悪が尾を引くことになる)を示唆さえしない、無知識シナリオ。
それに、とっくに日華事変に突入してて帝国軍人たちが武勲上げてる(=中国人たちをいっぱい殺してる)ことを登場人物みんなちゃんとわかってるくせに「戦争が始まったら」「始まったら」とウルサイ。ほんとウルサイ。まるで戦争を天から降ってくる毒入り火薬入りコカコーラぐらいにしか想ってない。
つまりさ、アメリカしか見てないんだね。作り手たちは。そのくせ、真珠湾の真実が一っつもわかってない。
真珠湾攻撃は、二大悪魔であるルーズベルト&チャーチルの罠に日本軍部がかかってそれを唯一止める権限を当時持ってた裕仁が臆病無責任ゆえに止めなかったことで起こった神武以来最悪の国家的失敗(勝てる可能性ゼロの戦争を悪魔たちのお望み通りに自ら始めた)。その暗号はもちろんもちろんもちろんもちろん全部アメリカに解読されてたし、宣戦布告は奇襲前にちゃんと駐米外交官が伝えるつもりだったのにワケわかんない牧師の葬式に呼ばれて出席者たちの異常ロングスピーチで引き止められたためにアメリカ政府に届けることができずに「卑劣な宣戦布告前奇襲」と全世界から誤解されちゃっただけだし、戦後に日本に平和(と民主主義)が来たなんていうのは巨大嘘(1945年以降、日本はアメリカの属国。その事態はポツダム宣言違反なのだが、21世紀に入って不正常な日米関係はいっそう深刻に。沖縄は常に今も戦時下)。

先の大戦で死んでいった人たち(日本人をはじめとしたアジア人たち)は、自分たちの死がこんなくだらない映画の肥やしにしかなってないことでもう一度憤死したくて仕方ないってさ。

武田鉄矢大嫌い。
鶴太郎さんはいつも左利きなところがイイ!
柄本さん一番カッコイイかも。