ミミック

花筐/HANAGATAMIのミミックのレビュー・感想・評価

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)
3.4
第二次世界大戦に突入していく当時の若者たちの気運を描いた大林節全開の紙芝居。
窪塚俊介、満島真之介、長塚圭史(ついでに言うと門脇麦と山崎紘菜も)らが十代を演じてる違和感を受け入れないと話が進まない。
監督の作品を追いかけて流れであるとか時代の位置付けなんかを考えながら見ると更に味わい深い。
いま正面切って反戦メッセージを伝える意義。
『野のなななのか』から続投の常盤貴子のことを監督が気に入ってるのが伝わってくる。
満島と常磐が全裸になる雑合成の狂った画づくりはらしさが満ちてた。
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