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カランコエの花のkiiiのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
3.0
LGBTを取り上げていて良いよね、という部分の評価はしません、単純に映画として思ったこと。

生徒達、クラスの空気や臨場感は出ていて素敵なところありました。

7月◯日とする必要あったのかな?
あれが途中で?というのと気持ちを途切れさせるから要らないと思った。

手持ちが多くて、ヨリとか表情が見たい大事なシーンも結構揺れていて前の方で見たらキツかった。

今田美桜さんの目ヂカラ凄く良い。

こういう系なら圧倒的にアデルとか君の名前で僕を呼んでとか、グザヴィエドランのが好きだな。。

問題提起として特別感としてLGBTをとり上げることに私は少し抵抗感がある、
友達にも普通にそういう人いるから。

彼らの恋愛もまた美しいし、純粋で普遍的、私達と変わりはなくそこをちゃんと描けば、その気持ちを否定出来ないと思ってます。


ネタバレ↓

あの保険の女子教師は生徒のJGBTカミングアウト受けて速攻でクラスでそのLGBTのこと教えにかかるって人としてどうなんだ?何てデリカシーが無いのだろうと最後の最後まで思ってしまいました。。
言うにしても相談されて直ぐにって。。
せっかくの想いで先生に話したろうに。。

あとエンドロールで好きな子への思いの独白の台詞が結構オーソドックスでチープで、台詞にしない方が、自転車のシーンやバスのシーン、最後の涙が効いたのになと。
それでもう彼女の好きな人への想いって伝わるから。
言葉に台詞にし過ぎない方が良い。
kiii

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